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(D)挙式にまつわる雑学

(1)神秘さを醸すベール
ドレスを選んだら、次に必要な小道具がベールでしょう。ベールは花嫁の頭や顔を覆うもので、柔らかなチュールレースなどのシースルー素材でできています。花嫁だけが身につけることのできるアイテムであるため、これに憧れる女性も多いよう。
昔から西洋でのウェディングベールは母から娘に受け継がれ、レースは富と権力を象徴する存在でもありました。
式で花嫁が顔にベールを降ろして入場するのは、悪魔など邪悪なものから身を守るため。そして新郎がベールをたくし上げるフェイスアップベールの儀式は、2人の間に存在する壁を取り払い2人が1つになるという意味合いがあります。
 
このベールにも種類はさまざま。長さはショート、ミディアム、ロングとあります。ベールアップのできないマリアベールは縁取りに華やかさがありますが、禁止している教会もあることは知っておいたほうが良さそうです。
 
 
(2)昔のブーケはハーブだった。
ブーケは、プロポーズする際に男性が愛する女性に野の花の花束を贈ったことが始まりと言われています。その申し込まれたプロポーズを受け入れたサインとして、男性の胸に一輪の花を飾ったものがブートニアです。
中世のヨーロッパでは、オレンジやローズマリーの花冠とハーブ系のブーケでした。ハーブは香りが強く殺菌作用もあるため、邪悪なものから花嫁を守るという魔よけの意味合いでハーブのブーケは存在していたようです。
白い花束が一般化されたのは、19世紀のヴィクトリア女王の結婚式から。以来、清楚で純真なイメージを持つ白い花が今でも好まれています。